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Telesis

1940年のサンフランシスコに、空間づくりをトータルに考えるひとつのコミュニティが誕生しました。建築家を核としたそのクリエイターの集団は、しかし優れた個々の集まりとして少数精鋭の姿勢を崩さず、西海岸の建築文化に価値のある1ページを残しました。

今まさに、彼らのその名を冠する私たちにおいてもなお、その思想は受け継がれます。それは同じくして少数精鋭の形態をとる私たちスタッフだけでも、また私たちの展開するブランドの名のみにも留まらず、同じ価値と意識を共有する生産者、設計者、そして消費者までを交えた仲間たちのコミュニティをして、この言葉を象徴するものとしたいのです。

狂おしいほどの好奇心と、美意識のもとに。私たちが、「Telesis」です。

Dressed down、極上のChill

モノと情報が溢れ、エコロジーとエコノミーが交錯し、一方で格差やワーキングプアが叫ばれ、ずいぶんと便利で、そしてヒステリックな世の中になりました。マテリアルは規格化され、あらゆる生産者はクレームに過敏になり、工業製品の流れに乗れない私たちは少しばかりの窮屈さを感じてしまいます。

「変わらないもの」はこの世界にないと思います。剛性を上げて、収縮を抑えて、プラスチックの膜の下に隠して、力づくで手に入れた○○フリーにさえも、その誕生のときから残酷なまでに劣化のベクトルは描かれ始めます。

変わることが、それが劣化だとしても、もし美しいことだったら。こと建材において、私たちが無垢の、合板や接ぎものさえ極力避けての偏った展開をする理由がそこにあります。多くの針葉樹は少し枯れるように冬目を際立たせ、オークなら収縮で少しくたびれた頃には僅かな灰色がかったくすみを生じ、例えばウォルナットなら淡く統一されたトーンに包まれた空間が、アンティークのような優しい気品を感じさせるでしょう。どれもまた、人と過ごした時間が、しっとりとした艶となってその表層を飾るものです。傷さえも愛おしく、錆びもなお美しさを与えると、ヨーロッパの人々は口にします。つまり変化は恐れるものでなく、受け入れ、愉しむものになるのです。

Chill、冷凍ではありません。最近の口語で、まったりしようよ、というニュアンスに取ってください。その木々が育った環境を、その環境が育った歴史や文化を、それをあなたのもとに届けたたくさんの仲間たちを、そしてその木々とあなたが過ごすこれからを、きっと無意識に感じられる空間が、大きくなくても、豪華でなくても、普通に素敵で、幸せなものでありますように。

生産者とともに

このホームページでご紹介しているように、私たちは主として、とても限られた樹種での商品展開をしています。それらの樹種においては、木々の育つ森とその周辺環境の循環、伐採から製材のプロセス、商品としてのプロデュースまで、それを誇りを持って生業とする人々の「顔が見える仕事」を大切にしています。

良いものを安く手に入れたい気持ちがないわけではありませんが、きちんとした対価を払うことで彼らの仕事のクオリティを護り、その仕事に関わる人々を少しずつでも幸せにしたいという気持ちを、これからの時代に皆で大切にしたいと思っています。ですから時々、値上げのお知らせをしなくてはならないかも知れません。そのときはどうか怒らないで、頑張れよ!と言ってください。

Telesisと、あなたと

なにかの巡り合わせで、このホームページをご覧頂いていることに、今更ですが感謝の意を述べさせて頂きます。

私たちは自らをTelesisと呼び、強い好奇心で、少し個性的ですが魅力のある商品をデザインし、イミテーションでない素材と、語り尽くせない文化的背景を載せて皆さんにお届けしています。仲間たち、つまり世界のあちこちで頑張っている生産者たち、彼らと私たちの仕事をサステイナブルにするためには商業的にもきちんとした循環が欠かせなく、まずはその仕事と産み出された商品の魅力を、それぞれ片鱗だけでも感じて頂きたくこのホームページをつくりました。

もしご計画中の建築にTelesisの材を検討して頂けるなら、どうぞその設計者様に、このホームページのことをお話しになってください。やがてそれが幸せなマッチングとして花を咲かせたとき、私たちが最初に投げかけたこの言葉を思い出して頂けたらと思います。「木の話、しましょうか」、と。

さぁ、もっと木の話をしましょう。こんなに素敵な素材はないですよ。

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